今回は、一見まだ塗り替えなくて良さそうに見える外壁でも、重要な劣化が進んでいた。そんなS様邸での工事をご紹介します。実はS様のように、「外壁自体はキレイだけど、なぜか隙間が気になる」と感じてご相談くださる方、けっこう多いんです。
実際、見た目ではわからない“中身の劣化”が進んでいるケースは少なくありません。
ご相談のきっかけ
S様からは、「外壁の継ぎ目がちょっと割れてきてる気がして…」とのご相談。
築12年のサイディング住宅で、全体的にはまだキレイに見えましたが、調査してみると…
• 窓まわり・継ぎ目のシーリング(コーキング)に深いひび割れ
• 肉やせ・剥離・硬化が進行
• 雨水が侵入し、外壁の内側まで濡れた痕跡あり
このままだと、壁の裏側の下地まで腐ってしまうリスクがありました。
施工内容:外壁塗装より先にやるべき“大事な仕事”
まずは古いシーリングを完全に撤去(打ち替え)。
中には「増し打ちで済ませましょう」と言って、古いシーリングを撤去せずに上から塗るだけの業者もいます。
見た目は一瞬きれいになりますが、耐久性はまったく別モノ。
私たちは、“長く持たせる”ための正しい工程を大切にしています。
新しいシーリング材を打ち直す前に、プライマーをしっかり塗って密着性を確保。
使用したのは耐候性・柔軟性に優れた変成シリコン系のシーリング材。
施工後は、外壁の動きにも追従しやすく、長期間安心してお住まいいただけます。
※この工程を飛ばして塗装だけすると、あとから塗膜が割れる原因になります⚠️
📷 Before/Afterの様子
• Before:シーリングが硬化して割れ、隙間が見えている状態
• After:しっかり弾力があり、見た目にも引き締まった印象に!
外壁塗装を後からする予定とのことだったので、今回はシーリングのみの先行施工となりました。
お客様の声
「壁はキレイだから大丈夫だと思ってたけど、中のほうが先に傷んでくるって言われて…頼んで本当に良かったです!」
S様には施工後、雨の日に水の音が静かになったとご報告もいただきました😊
まとめ:外壁の“すき間”、見逃していませんか?
外壁そのものはキレイでも、シーリングのひび・剥がれは住まいのSOSサイン。
放置すれば、雨水の侵入→下地の腐食→大掛かりな修理…という悪循環になってしまいます。
「継ぎ目が黒ずんできた」「なんとなく隙間が気になる」
そんなときは、点検だけでも大歓迎!
住まいを長持ちさせる第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください!
外壁塗装・屋根塗装・防水工事・室内塗装を承っております。
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