「外壁の塗装、業者に頼むと高そうだし…自分でやってみようかな」と思ったことはありませんか?最近はホームセンターやネットで道具が手軽に手に入るため、DIYで外壁塗装に挑戦する方も増えています。
ですが、ちょっと待ってください。外壁塗装は見た目以上に専門知識と技術が必要な作業です。間違った方法で塗ってしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、家の寿命を縮める結果にもつながります。
この記事では、DIY外壁塗装でよくある失敗例と、取り返しのつかないリスクについて、わかりやすく解説します。これから塗装を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1⃣よくあるDIY外壁塗装の失敗例
DIYでの外壁塗装は、準備から塗装後の管理まで多くの工程があり、プロが何年もかけて身につける知識や技術が必要です。ここでは実際によくある失敗例をご紹介します。
1. 下地処理を怠ってしまう
外壁塗装の前には、古い塗膜の除去や汚れ・カビの洗浄など、下地を整える作業が欠かせません。しかし、見落としや手抜きが多く、次のようなトラブルに繋がります。
- 数ヶ月で塗装が剥がれる
- ヒビ割れが悪化する
- カビやコケが再発する
「塗ること」ばかりに意識が向き、下地処理を軽視する方が多いのが現実です。
2. 塗料の選び間違い
外壁材に合わない塗料を使ってしまうと、本来の耐久性が発揮されません。また、室内用と屋外用を混同してしまうケースも。
| 誤った選び方 | 起こりうる問題 |
|---|---|
| 水性塗料を雨が多い地域で使用 | 早期の劣化、色あせ |
| 屋内用塗料を外壁に使用 | 防水性・耐候性の不足 |
| 安価な塗料を選ぶ | 持ちが悪く、頻繁な再塗装が必要に |
「安いから」「人気があるから」といった理由で選ばないことが大切です。
3. 塗りムラや垂れの発生
均一に塗るのは思った以上に難しいもの。慣れていないとどうしてもムラや塗料の垂れが目立ってしまいます。特に外壁は高所作業も多く、作業姿勢が不安定になりがちです。
結果として、
- 見た目が悪くなる
- 再塗装が必要になる
- ご近所からの印象も悪化
などの問題に繋がります。
このような失敗は、決して珍しいことではありません。むしろ、DIY塗装では「あるある」と言ってもいいほど。ですが、一度失敗してしまうと、後戻りが難しいのが外壁塗装の怖いところでもあるのです。
2⃣DIY塗装のリスクは“見えないところ”に潜む
外壁塗装は「見た目がきれいになれば成功」と思いがちですが、本当に重要なのは、見えない部分でしっかりと効果を発揮しているかどうかです。DIYでは気づきにくい、隠れたリスクについてご紹介します。
1. 防水効果が不十分に終わる
外壁塗装の大きな役割のひとつが雨水の侵入を防ぐ“防水”機能です。見た目はきれいでも、防水性が確保されていないと以下のような被害が起こることも。
- 外壁内部に水が浸入し、構造材が腐食
- 壁の内側に湿気がこもり、カビが発生
- 雨漏りにより、室内にも被害が広がる
特に、細かいひび割れ(ヘアクラック)や継ぎ目の処理が甘いと、そこから水が入りやすくなります。
2. 下地の劣化に気づかず塗ってしまう
プロの業者は塗装前に外壁の状態を入念にチェックし、必要に応じて補修します。しかしDIYでは、劣化している部分を見落として塗装を始めてしまうケースが多いのです。
結果として、
- 劣化が進行して、数年で塗り直しが必要に
- 小さなヒビが広がって、外壁全体の修理に発展
など、余計な出費や工事が発生するリスクがあります。
3. 適切な気温・湿度で塗装できない
外壁塗装には「適した気候条件」があります。気温5℃未満、湿度85%以上の環境では塗料がうまく乾燥せず、塗膜が弱くなる原因になります。
DIYでは、
- 作業できる日が限られる
- 天候の急変に対応できない
- 無理なスケジュールで塗装してしまう
といった問題があり、最適な条件で作業するのが難しいのです。
DIY塗装は表面だけで判断できない“見えないリスク”がたくさん潜んでいます。一見うまくいったように見えても、数年後に大きなトラブルとなって現れるケースも少なくありません。
3⃣失敗した場合の“やり直し”は想像以上に大変
「もし失敗しても、また塗り直せばいい」と思っていませんか?ですが、外壁塗装のやり直しは、初回以上に手間もコストもかかるのが現実です。ここでは、DIY塗装に失敗した後の“後始末”の大変さについて見ていきましょう。
1. 失敗した塗膜を剥がす作業が必要
一度塗った塗料が剥がれたり、ムラになった場合、そのまま上から重ね塗りするのはNGです。古い塗膜を剥がしてから再塗装する必要があります。
この作業には、
- 高圧洗浄やスクレーパーを使って徹底的に剥離
- 傷んだ部分の補修やパテ処理
- 粉塵や剥がれた塗膜の処理と清掃
などが必要で、時間も体力も非常に消耗する作業です。
2. 修復のために専門業者に依頼すると高額に
自分で直せないレベルの失敗になった場合、結局プロに依頼することになります。
しかし、DIYで失敗した外壁は、以下のように通常よりも工程が増えるため費用が高くなりがちです。
| 内容 | 通常工事 | 失敗後の再工事 |
|---|---|---|
| 足場設置 | 必要 | 再設置が必要 |
| 下地処理 | 一般的な処理 | 剥離や補修が増加 |
| 工期 | 約10日 | 状況により延長 |
| 費用 | 約80万〜120万円 | 追加費用で**+20〜40万円**の例も |
※金額は目安であり、家の大きさや状態により変動します
一度の失敗が、想定外の出費につながる可能性があるのです。
3. 精神的なストレスも大きい
さらに見逃せないのが、失敗による精神的なストレスです。
- 家族からの不満や不安
- ご近所からの視線やクレーム
- 自分への後悔やプレッシャー
「やらなきゃよかった…」と感じる方も少なくありません。
DIYでの塗装は簡単そうに見えて、実は一度の失敗で取り返しがつかなくなるケースもあるのです。安易に始める前に、しっかりとリスクを理解しておくことが大切です。
4⃣DIYでは難しい!プロ業者だからできること
外壁塗装は「塗る」だけではなく、建物の状態を見極めて、適切な処置をしながら行う高度なメンテナンス作業です。プロの塗装業者には、DIYでは再現できない技術・知識・設備が揃っています。ここでは、プロだからこそできる主なポイントをご紹介します。
1. 外壁の劣化診断ができる
プロの業者は、塗装前に建物全体のチェックを行い、外壁や下地の劣化具合を診断します。たとえば…
- 小さなヒビ(ヘアクラック)も見逃さず補修
- 劣化したシーリング材(目地のゴム)を打ち替え
- 水が回っていないか壁の内部まで確認
このような診断は、経験と知識がなければ判断できない部分です。
2. 専用機器と高品質な塗料の使用
プロは業務用の機材や塗料を使用し、耐久性の高い仕上がりを実現します。
| プロの設備 | 一般DIYとの違い |
|---|---|
| 足場の設置 | 安全で作業効率が高い |
| エアレススプレー | 均一な塗膜が作れる |
| 高圧洗浄機(業務用) | 汚れや古い塗膜をしっかり除去 |
| 専用塗料 | 耐用年数10年以上の製品もあり |
また、塗料も「外壁の素材・立地条件・日当たり」などを考慮して最適なものを選んでくれます。
3. 保証やアフターサービスがある
多くの業者では、塗装工事に保証期間を設けており、万が一の不具合にも対応してくれます。また、定期的な点検やアフターサービスもあり、安心感が長く続くのも大きなメリットです。
- 保証期間:5〜10年が一般的
- 定期点検で劣化の早期発見
- 万一の剥がれにも無料対応あり(条件による)
プロの塗装は、単に仕上がりがきれいというだけではありません。家を長く守るための総合的な施工であり、結果的にコストパフォーマンスも高くなるケースが多いのです。
5⃣それでもDIYをするなら知っておきたい注意点
ここまで読んで「やっぱり自分でやってみたい」という方もいるかもしれません。決してDIY塗装が絶対にダメというわけではありません。ただし、取り返しのつかない失敗を避けるためにも、最低限押さえておくべき注意点を理解しておくことが大切
です。
1. 作業前に十分な計画を立てる
DIY塗装は「思い立ったらすぐできる」ものではありません。必要な工程を理解し、天候・日程・人手などを事前にしっかり計画しましょう。
- 雨の日や風の強い日は避ける
- 足場やハシゴの安全確認
- 近隣への事前挨拶(塗料の飛散や音への配慮)
無理なスケジュールでの作業は、ケガや失敗の原因になります。
2. 適切な道具と塗料を選ぶ
ホームセンターには塗装用品が揃っていますが、見た目や価格だけで選ばないよう注意しましょう。外壁の素材や環境に合ったものを選ぶことが重要です。
| アイテム | 選び方のポイント |
|---|---|
| 塗料 | 外壁用・耐候性の高いものを選ぶ |
| ハケ・ローラー | サイズや形状を使い分ける |
| 足場 | 安全面を最優先に(場合によっては業者手配も検討) |
| 養生シート | 窓や植栽などをしっかり保護 |
プロ用の道具を使うことが、仕上がりの質を大きく左右します。
3. 高所作業と安全対策を怠らない
外壁塗装は、2階部分などの高所作業が避けられません。転倒や落下などの事故が起きやすいのもDIYのリスクの一つです。
- ハシゴはしっかり固定する
- 一人作業を避け、必ず誰かに見守ってもらう
- 作業中は軍手・ヘルメットなどの安全装備を着用
「少しだけだから」「大丈夫だろう」は事故のもとになります。
DIY塗装は、事前の準備と慎重な作業がすべてです。正しい知識と安全意識を持って取り組むことで、失敗のリスクを少しでも減らすことができます。
6⃣後悔しないために、まずはプロに相談するのも選択肢
「DIYに挑戦したいけれど、本当に自分にできるのか不安…」そんなときは、無理に一人で判断せず、プロの意見を聞くことも大切な選択肢です。最終的に自分で塗装する場合でも、事前に専門家のアドバイスを受けることで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
1. 無料見積もりや診断を活用する
多くの塗装業者では、無料で建物診断や見積もりを行ってくれるサービスがあります。
- 外壁の劣化具合や塗装の必要性を確認できる
- 適切な塗料や工法を提案してもらえる
- 自分で塗装する場合の注意点を聞けることも
こうした相談を通じて、「やっぱりプロに任せた方が安心」と感じる方も少なくありません。
2. 部分的にプロに頼むという選択も
すべてを自分でやるのではなく、難しい部分や高所作業だけをプロに任せるという方法もあります。
| 作業内容 | DIY | 業者依頼(おすすめ) |
|---|---|---|
| 低い壁面の塗装 | ◯ | 必要に応じて |
| 2階や屋根まわりの塗装 | △ | ◯ 安全面で推奨 |
| 下地処理や高圧洗浄 | △ | ◯ |
| 足場の設置 | ×(基本は難しい) | ◯ 必須作業 |
一部だけでもプロに任せることで、安全性と仕上がりの両方を確保できます。
3. 失敗してから後悔するよりも、相談は早めに
DIY塗装で失敗した方の多くが、「最初から相談しておけばよかった…」と感じています。費用の面でも、最初からプロに頼んでいた方が結果的に安く済むケースも多いのです。
- 追加の補修費用
- やり直しにかかる時間
- 精神的な負担
これらを考慮すると、早めに相談しておくことは“失敗しないための保険”にもなると言えるでしょう。
外壁塗装は一度の判断で、家の10年先を左右する大切なメンテナンスです。迷ったときは、ぜひ信頼できる専門家の意見を聞いてみてください。
7⃣まとめ
DIYで外壁塗装に挑戦する方は増えていますが、専門知識や技術、安全管理が求められる作業であることは間違いありません。よくある失敗や見えないリスクを知らずに始めると、取り返しのつかない結果になることも。
この記事では、
- DIY塗装でよくある失敗例
- 見落とされがちなリスク
- 失敗時の手間と費用の大きさ
- プロにしかできない作業
- DIY時に最低限押さえておくべき注意点
- 相談や部分依頼という柔軟な選択肢
を解説しました。
大切なのは「後悔しない選択」をすることです。無理なく、安全に、そして長持ちする塗装を目指すなら、まずは一度、専門業者に相談してみるのも良い第一歩です。
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