外壁から雨漏りする本当の原因とは？発生箇所別にわかりやすく解説

雨漏りというと「屋根が原因」と思われがちですが、
実は外壁が原因で起こる雨漏りも非常に多いのが実情です。

外壁からの雨漏りは、原因箇所を見誤ると修理しても再発しやすく、
放置すると建物内部の劣化を大きく進行させてしまいます。

この記事では、外壁から雨漏りが発生する本当の原因を、
発生しやすい箇所別に分かりやすく解説します。

 

 

■ 外壁から雨漏りが起こる仕組み

外壁は本来、

といった層で雨水の侵入を防いでいます。
しかし、どこか一つでも機能が低下すると、雨水は隙間から侵入してしまいます。

 

 

■ 外壁から雨漏りしやすい主な発生箇所

① 外壁のひび割れ（クラック）

特に注意が必要なのが、0.3mm以上のひび割れです。

小さなひびでも、雨水は毛細管現象で内部へ入り込みます。

 

② コーキング（シーリング）の劣化

外壁の継ぎ目やサッシ周りに使われているコーキングは、
雨漏り原因の代表的なポイントです。

これらがあると、防水機能はほぼ失われています。

 

③ 窓・サッシまわり

雨漏りの相談で特に多いのが、サッシ周辺です。

サッシ周りは構造上、水が集まりやすいため注意が必要です。

 

④ 外壁材の浮き・反り

サイディング外壁などで起こりやすい症状です。

外壁材が浮くと、内部に直接雨水が侵入します。

 

⑤ ベランダ・バルコニーとの取り合い

外壁と防水層の境目は、雨漏りリスクが高い箇所です。

外壁と床の接点は特に要注意です。

 

 

■ 発生箇所別 雨漏り原因まとめ

発生箇所	主な原因	危険度
ひび割れ	経年・地震	高
コーキング	劣化・硬化	非常に高
サッシ周り	防水不良	非常に高
外壁材	浮き・反り	中
ベランダ	防水劣化	高

 

 

■ 外壁雨漏りを放置するとどうなる？

初期なら数万円で済んだ修理が、
数十万円〜百万円単位になることもあります。

 

 

■ 雨漏りの初期サイン

次の症状があれば要注意です。

 

 

■ 雨漏り対策は「原因特定」が最重要

外壁の雨漏りは、

など、原因に合った対処が不可欠です。

 

 

■ まとめ：外壁雨漏りは早期発見・早期対処がカギ

外壁からの雨漏りは、

から発生することがほとんどです。

「少しのシミだから大丈夫」と放置せず、

早めの点検と対処が建物を守る最大のポイントになります。

ペイントホームズ坂東・守谷店では、外壁雨漏りの原因を正確に調査し、
本当に必要な補修だけをご提案しています。

外壁からの雨漏りが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。