外壁塗装における「艶」って何?選べるの?

建物の外壁を見ると、その印象には「艶」が大きく影響します。外壁塗装には「艶有り」と「艶消し」の2つの選択肢があり、どちらを選ぶかによって建物の雰囲気が大きく変わります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

まず、「艶有り」の塗料は、ツヤツヤ新築のように輝いた外壁に仕上がります。塗りたての光沢感が美しく、建物全体が華やかな雰囲気に包まれます。一方で、「艶消し」の塗料は光沢が少なく、落ち着いた印象を与えます。

「艶」の選択は好みに委ねられるため、基本的には自分が適していると感じる方を選ぶことが妥当です。ただし、それぞれのメリットとデメリットを理解することで、より適切な選択ができるでしょう。

【艶有り】

メリット:

1・塗料本来の耐久性・耐候性が期待できる

2・汚れが付着しにくい

3・塗りたての光沢感が美しい

4・塗料の種類が豊富

デメリット:

1・艶感は基本的に2〜3年で消える

2・外壁の種類によっては艶が目立ちすぎる

3・安っぽく見えることがある

4・光の加減により眩しく見える

【艶消し】

メリット:

1・経年劣化で起こる外観や雰囲気の変化が少ない

2・マットで自然な仕上がりに見える

3・モルタル等の外壁と相性が良い

4・日本風の家に合う

デメリット:

1・汚れがつきやすい

2・艶有りよりも劣化が早い

3・塗料の種類・カラーが少ない

4・カラーによっては地味に見えることがある

艶の選択は、外観だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさにも影響を与えます。慎重に選び、理想の外観を手に入れましょう。