ペイントホームズ
坂東・守谷店

塗装の色見本をうまく活用するための2つのポイント

塗装工事の際に希望の色を業者に伝えるのはとても難しいと思います。例えば【茶色】という色、1つとっても、明度、彩度の違いにより幾種類もの【茶色】があるからです。そんな色の感覚の違いで業者とのイメージの食い違いが起きない様、色見本などを使って好みの色を表す方がいいでしょう。しかし、色見本の使い方次第では、他にもイメージのずれが生じる場合があります。

今回は色見本を使用する際に考慮してほしい注意点についてお伝えします。

 

①大きさ

色を判断する際に重要なのは、面積効果です。大きさによって色の見え方が変わることを知っておくと、色見本を含めた視点が変わります。面積が小さいと暗く感じる傾向があり、逆に面積が大きくなると明るく感じます。したがって、色見本は小さく、暗く感じる傾向があります。この事実を理解すると、外壁塗装などの大きな面積での色の変化をより注意深く見ることが重要です。

 

②環境

周囲の明るさは重要な要素です。屋内で色見本を見るのと、屋外で見るのでは全く異なる印象を受けるでしょう。照明が明るい場所では、色が薄く明るく見えるでしょう。一方、暗い部屋では色も暗く、黒に近いと感じるでしょう。環境によって色の見え方は必ず変わります。外壁塗装は屋外で行われるため、晴れた明るい日に色見本を外で見ることも重要なポイントです。

 

色見本を使用する際に、まずはこの2点を理解し正しい条件、環境で色見本を活用しましょう。また、別の方法で希望の色を確認してみるというのも効果的かと思いますので、カラーシミュレーションなどを組み合わせるなどして色選びをしましょう。