外壁塗装を行う際、色を選ぶ作業は楽しい一方で、「どうやって色を選べば良いのかわからない…」という方も少なくありません。そんな時に活用されるのが色見本です。しかし、色見本にも正しい使い方や見方をしないと、「仕上がりが想像と違った…」という結果に繋がることがあります。この記事では、色見本のデメリットに焦点を当て、上手に色見本を活用するためのポイントを紹介します。
*色見本の種類と目的
外壁塗装における色見本の種類は多岐にわたります。一般的には以下の4種類があります。
色見本カタログ:多くの色が小さなサンプルとして載っているカタログ。
日本塗料工業会の色見本帳:標準化された色見本。
塗板見本:実際に塗装した板を見本として提供。
カラーシミュレーション:デジタルで塗装後のイメージをシミュレーション。
これらの色見本は、外壁の色を選びやすくし、仕上がりをイメージしやすくするためのものですが、それぞれにデメリットがあります。
- 室内と屋外では見え方が違う
色見本を見る場所によって、色の見え方が変わります。室内で色見本を見る場合、光源は蛍光灯やLEDライトになります。これらの光源は、屋外の自然光とは異なります。このため、室内で見た色が、屋外の太陽光の下では全く違って見えることがあります。
また、屋外でも天候によって見え方が変わります。色見本は屋内外の両方で確認し、それぞれの環境での色の見え方の違いを把握することが大切です。
- 色見本と実際の外壁の印象は違う(面積の問題)
色見本を使った色選びで気をつけたいのが、色の面積効果です。小さな色見本で見る色と、実際に外壁全体に塗られた色では、同じ色でも明るく見えたり、派手に感じたりすることがあります。これを色の面積効果と呼びます。小さな色見本や塗板だけで色を決めてしまうと、「こんなに明るい色だったかな?」といった不満を抱くことになりかねません。
そのため、色を決める際には、塗装業者にお願いし、大きなサイズの色見本を用意してもらうか、実際に建物の裏面など目立たない箇所で試し塗りをしてもらうと良いでしょう。
まとめ
外壁塗装の際の色選びにおいて色見本は必須のツールですが、使い方に注意が必要です。室内と屋外での見え方の違いや、色の面積効果を考慮して、慎重に色を選ぶことが大切です。塗装業者とよく相談し、実際の仕上がりをイメージしやすい環境で色見本を確認するなどして、満足のいく外壁塗装を実現しましょう。
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