色見本を正しく使い、素敵な外壁色を探しましょう

外壁塗装リフォームの魅力は、色決めにあります。色の選択が満足度を左右する重要な要素であり、「違う色にチャレンジしてみたい」という場合でも、基本知識が必要です。イメージと塗った後のギャップを避けるために、色選びや探し方を慎重に行うことが大切です。

今回は色見本を使用して色決めをする際の注意点についてお伝えします。

 

  • 面積効果

「面積効果」は、人の目の錯覚に基づいています。小さな色見本から選ぶと、思ったよりも白っぽく薄く見えたり、派手に感じたりして、実際の壁面でのイメージと大きく異なることがあります。そのため、小さいサンプルから選ぶ際には、色合いが希望より落ち着いて見えるものを選ぶと良いでしょう。

 

【明度】 (明るさ) ・・ 白っぽいか、黒っぽいか、を表します。

【彩度】 (鮮やかさ)・・ 派手な感じか、落ち着いた感じか、を表します。

【色相】 (色合い) ・・ レッド系か、ブルー系か、イエロー系か、を表します。

 

  • 光源色

色は、室内の蛍光灯と太陽光では見え方が異なります。色は光源色によって左右されるため、色を選んだり確認したりする際は、屋外が基本です。屋内では本来の色合いを正確に捉えることが難しいので、屋外での確認が重要です。できれば屋外で見る時はA4サイズ位の色見本を用意すると、より実際の色に近いもので確認することができます。

 

せっかく塗装をするのですから、イメージを変えることのできる色選びは楽しんでほしいものです。十数年に一度の塗替えですので、後悔しない様、色見本をうまく活用して素敵な外壁や屋根にしましょう。